梶原吉広がサンウルブズの記事をまとめてみました 2

サンウルブズの先発は、FWは代表選手を中心にメンバーを固めた印象が強い。スクラムもFWの前5人は「エディー・ジャパン」経験者が4人いて、もう1人のボンドも日本でのプレー経験があるのでコミュニケーションは問題ないはずです。また、FLには7人制アメリカ代表でも活躍したデュルタロがおり、全体としては機動力に長けたメンバーとなりました。

BKはハーフ団の2人はアタックに長けた選手であり、他のメンバーはフィルヨーンを中心に判断に優れて、キックが蹴れるメンバー揃いました。まずは、しっかりと敵陣で戦いたい意図が伝わってきます。控えメンバーは、PR三上正貴、LO真壁伸弥、7人制日本代表から合流したWTB山田章仁とエディー・ジャパンの主力が控えており、要所で登場すると見られました。

サンウルブズには、2月11日までに新たに3名の選手が合流した。エディー・ジャパンで研鑽を積んできた身長197cmのLO宇佐美和彦、昨年はニュージーランドのITMカップでオークランド代表としても大活躍したSH茂野海人、そしてケガ人が多く心配されていたHOのポジションには森太志が加わり、早速この試合でもベンチに入りました。

一方のトップリーグXVも、今年はお祭りムードではなく真剣勝負の姿勢です。東芝の冨岡鉄平監督が、比較的若い選手を中心に、ベテランをミックスして“本気モード”の選考をしたと言えます。先発のFW第1列はPR金井健雄(サントリー)、PR浅原拓真、HO湯原祐希(ともに東芝)で固めました。FLにはトップリーグで大活躍した山本紘史(東芝)、金正奎(NTTコミュニケーションズ)の2人がスターターとなりました。

BKはキャプテンでもある日本代表SO廣瀬俊朗(東芝)を筆頭に、ルーキーとして大活躍したCTB石橋拓也(NTTコミュニケーションズ)、今季のトライ王に輝いたWTB江見翔太(サントリー)らがおりトップリーグで活躍した選手を中心のメンバー構成です。「最高の若いメンバーが集まりました。サンウルブズを倒します」(FL金)と、選手たちも「本気モード」です。

控えメンバーを見ても、その傾向は変わりません。PRホラニ龍シオアペラトゥー(パナソニック)、今年のトップリーグ新人賞を受賞したLO小瀧尚弘(東芝)、元日本代表主将のLO菊谷崇、サンウルブズ江見とともに、今季トライ王のFL安藤泰洋(トヨタ自動車)、WTB伊東力(ヤマハ発動機)など実力者が揃いました。なお、先月引退したばかりの元日本代表CTB大西将太郞(豊田自動織機)も、「この試合が正真正銘の引退試合になります!」と気合い十分です。

初陣となるサンウルブズがどんな試合を見せるのか、マーク・ハメットヘッドコーチの初采配も気になる。トップリーグXVには、今後サンウルブズ入りが期待されるトップリーグで気を吐いている若手、そして日本代表経験者のベテランもいるだけに、簡単な試合とはならないです。

ラグビーファンの耳目を集めるサンウルブズとトップリーグXVの「真剣勝負」で、「FOR ALLチャリティーマッチ2016」は、2月13日(土)午後1:50からJ SPORTS 4で生放送されます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *